ナショナルと松下電工の概要から商標をご紹介
Matsushita Electric Indstrial Co., Ltd.)とは『ナショナル(National)』『パナソニック(Panasonic)』『テクニクス(Technics)』ブランドで知られる日本の大手総合エレクトロニクスメーカーで、本社は大阪府にあり創業者は松下幸之助である。
グローバルブランドスローガンは『Panasonic ideas for life』である。松下電工は2006年度の総売上高では初めて9兆円を超え、またプラズマテレビ等の販売台数では世界シェア4割を占めており、世界第1位の電気メーカーである。
フィナンシャル・タイムズによると2007年の時価総額ランキングでは、158位で、2007年のFortune Global 500における売り上げ高ランキングでは、59位を記録した。関連会社も含めて、家電製品のほかにも通信機器など電気機器を中心に多角的な事業を展開している。経営スタイルから同業のソニーとの比較をされることが多いので、一般的にはソニーと松下電器はライバルだとみなす傾向が強い。現在は、松下電器の事業戦略は、東芝や日立・ミネベアなどと提携・合弁・事業移管を行っている。また夏と冬のオリンピックの公式スポンサーをしている。
松下電工は日本国外に自社のブランド名(パナソニック)が浸透していることを考慮して、10月1日に社名を『パナソニック株式会社(英称 Pnasonic Corporation)』に変更した。そして2009年度内を目途に『ナショナル』ブランドを廃止して『パナソニック』ブランドに統一する決定を2008年1月10日の記者会見で発表した。松下電工などや『ナショナル』の子会社も、松下電器本体と同時に社名を変更する予定である。また松下グループも『パナソニックグループ』と呼称する予定である。ちなみに、松下電器では財団法人(松下教育研究財団など)や松下記念病院の関連系列の名称は維持し、グループ各社の社名を変更しても関連系列団体の名称は変更はしない方針である。
●National
松下幸之助が、革命歌の『インターナショナル』をヒントに『国民(national)のための』という意味を込めて命名した。現在では日本国内のごく一部の音響機器や、子会社に使用されている。また、松下電工との事業統合により、両者ともオレンジ色のNationalロゴへ変更された。なお、2009年度内にナショナルの名称は消滅する予定である。
●Pnasonic(パナソニック)
Pan a Sonicより。『全て』の意の『PAN』と『音』を意味する『SONIC』からなっている。海外で『National』の商標が登録されていたことと「ナショナル」は「国家主義」と取られる可能性(形容で『国家の』という意味)があるので、海外向けのブランドとして制定された。『松下電器の音をあめなく世界へ』という意味が込められており、1951年に輸出用スピーカーのブランドとして用いられたのが最初である。最近では、『Panasonic』の商標が目立つ。
●Technics(テクニクス)
高級音響機器のブランドである。日本国内でパナソニックブランド投入前は比較的低価格の音響機器にも使われており、姉妹品として電子オルガンのテクにトーンの商品がある。
●RAMSA
業務用の音響機材である。現在パナソニックの商品の一部となっている。
●Quasar
北米特定商品ブランドで、1974年に米国のモトローラ社から一部事業を買収した時に、同社がカラーTVに使用していたブランドを引き継いだ。